[2025.12.13]
11月21日、大和大学グローバルビジネス学科にて、1年生の皆さまを対象とした特別講義の講師を務めさせていただきました。
テーマは「求められる会計人となるために」。
初めて簿記を学ぶ1年生の皆さんにとって、「簿記」や「会計」の勉強は、単調な作業に見えるかもしれません。「なぜこれを学ぶのか?」「将来何の役に立つのか?」という疑問を抱えながらでは、モチベーションを保つのも難しいものです。
そこで今回の講義では、教科書的な知識ではなく、「実務の最前線に立つ公認会計士・税理士」としての視点から、会計という仕事のリアルと、その可能性についてお話しさせていただきました。
「会計」という仕事の解像度を上げる
講義の中で特に重点を置いたのは、将来のキャリアイメージを具体的に持ってもらうことです。一口に「会計の仕事」と言っても、その役割は多岐にわたります。
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公認会計士: 企業の財務諸表が適正かをチェックする「監査」のプロフェッショナル。資本市場の番人として、社会的な信頼を担保する重要な役割です。
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税理士: 経営者の最も身近なパートナーとして税務相談や経営コンサルティングを行う仕事。企業の成長をダイレクトに支援できるやりがいがあります。
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企業の財務・経理部門: 組織の中から会社を支える心臓部。企業の経営戦略に関わります。
それぞれの職種が社会でどう機能しているのか、そして現場ではどのような人材が求められているのか。私自身の経験や、クライアント企業の事例を交えながら、できるだけ生々しく(リアルに)お伝えしました。
簿記は「一生モノの武器」になる
講義の後半では、「今のうちから何をすべきか」という具体的なロードマップについて触れました。
どんなにAIが進化しても、ビジネスの共通言語である「簿記」の知識は不可欠です。しかし、ただ資格を取ればいいわけではありません。 「資格の先にある、社会でどう活躍したいか」というビジョンを持って勉強することこそが、将来、誰からも必要とされる「求められる会計人」になるための最短ルートです。
さいごに
今回の講義が、これから本格的に会計を学ぶ学生の皆さんにとって、簿記学習のモチベーション向上、ひいては将来のキャリアを考える一つのきっかけになれば、公認会計士・税理士としてこれ以上の喜びはありません。
今後もこうした教育活動を通じ、次世代の会計人の育成と業界の発展に貢献してまいります。